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プロジェクトストーリー③

ー輸出入・通関業務ー
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世界的な貿易との繋がりを実感

”代替テキスト”
    • R.S.
    • 横浜支店 
      横浜港営業所
    • A.F.
    • 大阪支店 
      大阪港営業所
    • H.K.
    • 国際営業部 
      航空貨物営業所

担当している業務について教えてください

R.S.:海上の輸入手続き業務全般を行っています。弊社では輸入の場合は輸入荷捌、輸出の場合は輸出荷捌と呼んでいます。具体的には、お客様からの依頼に基づいて輸入される貨物情報を入手し、税関へ申告して輸入許可をもらい、港で貨物を受け入れ、納入先まで配送する一連の流れを手配します。取り扱う貨物も食品から化学品原材料、アパレル、アメニティ等多岐に渡ります。
A.F.:私も海上の荷捌業務担当で、メインは輸入荷捌ですが、一部輸出荷捌にも携わっています。私の場合、取り扱っている貨物で一番多いのは化学品ですが、スーツケースや機械、洋服などにも携わっています。
H.K.:私は荷捌担当の方などから依頼を受けた後、実際に税関と折衝して、最終的に輸出や輸入の許可を得る通関部分に特化したお仕事の担当をしています。最近では食品や化粧品、精密機械などを担当することが多いです。

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担当業務へのイメージと実際のギャップはありましたか

H.K.:配属となる営業所名を聞いた段階で、航空貨物に関する輸出入の上流から下流まで全て担うものだと安直に考えていたのですが、実際の担当は輸出入全般のうち通関の部分だけだった点にギャップを感じました。実際に携わってみると通関業務だけで手いっぱいであり、荷捌の方などたくさんの人々が関わって初めて貿易が成り立っているということを実感することができました。
A.F.:倉庫会社に入社したので「作業着を着て現場で仕事をする」というイメージを持っていたのですが、実際には荷捌担当としてオフィスでパソコンと向き合っての仕事だったので驚きました。
R.S.:「荷捌」という担当業務の名前を聞いても全くイメージが浮かばなかったのが正直なところです。入社前はもっと貨物自体を目の前にして仕事をすることを予想していましたが、実際はオフィスで仕事をすることが多く、たまに担当する貨物を確認するため現場に足を運ぶという具合です。荷捌のお仕事は倉庫担当者と入庫日の調整を行う、トラックの手配を行うなど、他の営業所や関係各所と関わりを持つことができるのが良い点だと思います。

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業務を担当していて大変だと感じた経験はありますか

A.F.:配属直後が一番苦労したかもしれません。仕事柄貿易用語が頻繁に使われるのですが、その貿易用語をほぼ知らない状態からのスタートだったので、書類上や電話での言葉の意味などが分からず、慣れるまで苦労しました。
更に入社半年で私の教育担当だった先輩が異動になってしまいましたが、その後他の先輩方の助けもいただきながら、何とか大きいミスなく仕事をこなせるようになりました。振り返ってみて成長できているな、と感じます。
R.S.:荷捌業務の特性として仕事の量やスピードを自分の裁量で調整しづらい面が挙げられます。お客様の都合はもちろん、船積みが間に合わなかった、悪天候などで遅延したなど理由は様々です。特に複数のお客様側の繁忙期が重なった時が非常に苦労しましたが、徹底的に無駄を省いて業務の効率化を図ったおかげで乗り切ることができました。
こうした経験が今も活きており、取扱件数などの目標を自分の中でひっそり立てているのですが、無事多くの月で目標を達成しており、成長を実感しています。

”代替テキスト”

H.K.:貨物の輸出許可を税関から得るために、証明書類を税関の求めに応じて提出することがあります。ある時税関による輸出審査が急に厳しくなり、それまで必要がなかった貨物に対しても証明書類の提出が求められ、お客様側にも荷捌担当を通じて書類作成をお願いすることとなりました。通常なら税関の依頼だから、で終わる話ですが、元々航空便での輸出入はお客様が急ぎの場合が多く、この時もやはり急いでいたため、その調整に大変苦労しました。
こうした経験を経て、相手に対し説明する能力が身についたこと、また法律や法規制の変化を意識して仕事ができるようになったことなど、多くのことの成長に繋がったのではないかと思います。

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課題を乗り切って、気付いたことや成長を実感したことは何ですか

R.S.:やはり、自分が手配した製品を街中で見かけた時でしょうか。「これ、私が輸入に携わっているんだ!」と両親に自慢することもあります。幅広い製品を扱っている分、様々な場面で自分が手配した製品を目にすることができると思います。
H.K.:税関とのやり取りについて、最初は言われたとおりに動くだけでしたが、現在では世界情勢を踏まえて輸出許可を求める説明を税関に行うことが増えました。こうした世界的な貿易という繋がりの一部分として、自身の意見を相手に伝える場面があることにやりがいを感じています。
A.F.:自分が物流の一端を担い社会や外国と繋がりを持てていることに一番やりがいを感じます。現在担当している貨物は化学品などの原材料が多いため、街中で自分が担当した製品などを見かけてやりがいを感じることは少ないですが、海上輸送は諸外国の社会情勢や国内外の天気などの影響がダイレクトに仕事に響いてきます。それに対処している時、社会や外国との繋がりを感じます。

”代替テキスト”

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創り上げよう。

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